会社更生手続き中の日本航空のグループ会社が、2011年3月期末までに一時金として給与の1.4カ月分を支給する方向で労働組合と交渉していることが2月2 日、明らかになりました。順調な経営再建に協力した見返りですが、凍結してきた賞与の事実上の復活です。
日航は昨年2010年1月の経営破綻後、不採算路線や余剰人員の削減を徹底しました。グループ会社を含む今期の連結営業利益は1700億円超と、更生計画の2.6倍以上を見込むなど順調に再建を進めています。また、日本政策投資銀行など主要取引金融機関などからの新規融資2800億円のほか、100億~200億円の追加増資を実施するめども立っています。
関係者によると、こうした状況を受けて、再建加速へ社員の士気向上にも配慮し、まず、グループ会社で一時金支給の交渉をスタートしたということです。
再建への取り組みに「緩み」が生じる懸念も、勿論あります。でも、努力すれば報われる雰囲気作りも大切ですよね。
私は、ボーナス復活、賛成します。
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