「リベリとベンゼマは目覚しい活躍を見せられる」とジダン氏語る

ユーロ2012で2000年大会以来の優勝を目指すフランス代表に、12年前のチームの大黒柱であるジネディーヌ・ジダン氏が太鼓判を押しました。

フランス代表はここまで、5月27日にアイスランド代表を3-2で振り切り、31日にもセルビア代表に2-0で快勝すると、6月5日にはエストニア代表を4-0で粉砕しました。最終調整のテストマッチで3連勝を飾ると共に、公式戦での無敗記録を21試合に伸ばし、申し分のない状態で今大会を迎えます。

ジダン氏は、今シーズンのクラブチームで入団以来最高の1年を過ごした、バイエルン・ミュンヘンのMFフランク・リベリーおよびレアル・マドリードのFWカリム・ベンゼマの存在があれば、フランス代表は上位進出できると信じているといいます。

「今のフランス代表には、ポジティブな結果を残すための戦力が整っている。とりわけリベリーとベンゼマは素晴らしい状態にある。彼らは目覚しい活躍を見せることができるだろう」

とはいえジダン氏は、6月11日に行われるイングランド代表との大会初戦は難しい試合になることを予想しました。

「フランスが大会で良いスタートを切れることを願っている。だが、イングランドは決して簡単な相手ではない」

そのとおりです。この試合は、どちらの国も負けられませんよね。

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ザック監督「8戦を通じて予選」と語る

日本代表は6月2日、埼玉スタジアムでW杯アジア最終予選初戦のオマーン戦(6月3日、埼玉)に向けた公式練習を行いました。

冒頭のみ公開で、残る練習は完全非公開でした。

練習後の公式会見でアルベルト・ザッケローニ監督は「オマーン戦は当然、大切な試合になると思うが、残り7戦と同じくらい大切な試合。初戦で注目は集まると思うが、8戦を通じて予選だと考えているし、選手にもそう伝えていきたいと思う」と話しました。

同席した主将のMF長谷部誠(28=ウォルフスブルク)は「いよいよ始まる。楽しみな気持ち。誇りと責任を感じている。頭も体も良い準備ができた。チームが1つになってW杯予選を、そしてまずは明日の試合を戦いたいと思う」と意気込みました。

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