こんにちは。網野智世子です。
メールをお読みの方からご質問を
いただきましたので、
ご紹介させていただきます。
▼以下が頂いたメールです
(読みやすいように少し編集してあります)
「網野先生、
かなり前よりメール拝読させて頂いております
◯◯と申します。
はじめてメールさせていただきます。
私はフランス語を身につけたいと思っているのですが、
英語すらなかなか身につかない状態でフランス語となると
さらに敷居が高そうで、躊躇しています。
ただ以前、網野先生のメールで
「フランス語の発音は英語よりも規則的で、カタカナでもかなり通じる」
ということが書いてあるのを読んで、
フランス語に本格的に挑戦したいと思うようになりました。
そこでご質問なのですが、私のようにフランス語知識ゼロの
状態から、フランス語を身につけるにはどうすれば良いでしょうか?
網野先生は20ヶ国語以上も習得されたとのことですが、
どのような方法で習得されたのですか?
よろしければ教えていただけましたら嬉しいです。」
▲メールおわり
メールありがとうございます。
毎日多くのメールを頂きますため
一件一件のお返事はできかねるのですが、
しばしば同様のご質問をいただくことが
ありますので、
こちらでご返答させていただきますね。
私がフランス語の前に、
最初の語学である「英語」の
勉強を本格的に始めたのは、
30歳になってからでした。
以前メールでも書かせていただいたので、
ご存知の方もいらっしゃるかも
しれません。
私は法律の資格試験の勉強を
していて、
7年間以上受験を続けたにも
かかわらず、
結局は挫折してしまいました。
職歴も無い、何の経験もない状態で
すがったのが語学の学習でした。
もちろん当時は、
自分が本業として語学を
扱う仕事をするとは
夢にも思っていませんでした。
ただ単に、
就職に有利になるから、
格好良いから、
というくらいの理由で
語学(英語)の学習を
はじめたのです。
そこで英語の学習を始めたわけですが、
どうしても勉強しては忘れ、
勉強しては忘れ、という
とても効率の悪い学習者でした。
どうしたらもっと効率的に学習できるのか?
そもそももっと早く英語学習を初めている人
がいるのに、自分は既に30歳という
遅れをどう取り戻すのか?
という焦りが重なって、
効率は余計に悪くなっていきました。
そこで私が思いついたのが、
語学をもっと論理的に分解してみる
方法です。
そのなかでも私が着目したのが、
「動詞」
でした。
これは重要ですのでメールでも
何度も触れさせていただいていますが、
英語やフランス語は「動詞」の地位がとても
高い言語です。
動詞が文章を支配し、
配下においていると言っても過言では
ありません。
その動詞をメインに攻略して、
その他の付属品を後から動詞にあてはめて
考えるという方法はどうか?
と仮説を立てました。
動詞は時間とともにあり、
時間の流れを示しています。
文章はそもそも、
人がどう思った、
何があった、
何をする、
というような歴史や未来、つまり
「時間の流れ」を伝える道具なのではないか、
という点に気づいたのです。
それからは、
動詞を中心に語学学習を進める
ことによって、
その後の4年間で
英語をはじめ、
フランス語や中国語、
韓国語、
フランス語、
スペイン語
イタリア語等々、
合計すると10ヶ国語で
プロ翻訳者として活躍できるまでの
スキルを身につけることができました。
また、
英語の次にフランス語を学習しはじめたきっかけは、
やはり「国際的影響力の大きさ」です。
フランス語は英語とともに、
国連の公用語として定められています。
国際郵便を利用されたことがある方なら
ご存知だと思いますが、
国際郵便は英語かフランス語で
記入することが標準となっています。
フランス語はヨーロッパのみならず、
北米、アフリカ大陸、オセアニアの島々等
世界で幅広く通用しています。
そのため、語学を習得する上で、
そして将来性という面から考えても
フランス語は外せないと考えたからです。
そしてその目論見どおり、
翻訳の仕事依頼はフランス語の
割合はかなり多くの部分を占めます。
私の教え子の中にも、
フランス語は大変珍しがられて
転職の際にかなり有利に働いた
という方がいらっしゃいます。
また、別の教え子の方は、
「英語だと上手か下手かが誰にでも
わかってしまいますが、
フランス語だと大半の方がわからないので、
少し話せるだけで”すごい人”扱い
されて驚きました・・・。
同じ努力をするなら、
フランス語の方がコストパフォーマンスは
高いということになりますよね!」
ということを話されている方が
いらっしゃいました・・。
確かにそれはあるかもしれませんね。
私もかなり前にフランス語に憧れて、
「動詞」に着目するずっと前に、
当時のNHKラジオ講座でフランス語を少し
学習したことがあったのですが、
私にはどうもとっつきにくく感じ、
教材を2~3ヶ月分購入しただけで、
結局はほとんど何も身につかないまま
挫折してしまいました。
その後、かなり年数が経ってからですが
「動詞」に着目した「動詞メソッド」と
私が名付けた方法で英語を習得してから、
フランス語を学習した時には、
以前とは景色が全く違って見える感覚を
味わいました。
参考書から、
動詞がまず浮き出て見えるような感覚で、
私自身も驚いたのを覚えています。
言語は、人間と人間のコミュニケーションです。
実際、人と話すときには抑揚や身振り手振り
が入ります。
それがコニュニケーションの大きな手助けに
なっているのですが、平板な文字の上では
全てが静的に固定され、
何も動きません。
その時に、
紙に不着したインクの集合体が、
活き活きを命を取り戻して
踊りだし、語りかけてくる、
そんな体験の手助けとなり、
そのとっかかりとなるのが「動詞」です。
では、その動詞を使って、
まず何をするのか。
フランス語を習得するのに、
動詞がどう役に立つのか。
フランス語を身につけたいあなたは、
まず今日から何をすればいいのか。
その方法をまとめたのが、
こちらのサイトです。
↓↓
網野式・動詞フォーカスフランス語入門【ネイティブ音声付き・メールサポート付き】~本物のフランス語を身につけたい方へ~
サイトの内容は少し長く感じて、
ざっと見て終わりにしている方が
いるかもしれませんが、
このサイト内容だけでも重要な
ヒントが多く隠されています。
フランス語を身につけたいとお考えであれば、
少しお時間を取って、
最初から最後までご一読ください。
網野智世子
網野式・動詞フォーカスフランス語入門【ネイティブ音声付き・メールサポート付き】~本物のフランス語を身につけたい方へ~